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だれかの足跡

2016.12.19

最近、早く歳をとりたいと思うようになった。おばあさんになりたい。ほんの少し前まで老いることが怖くて若くいたいと考えていたりしたのに不思議なものだ。自分の中での勝手なおばあさんというものの想像は日々穏やかで、誰かといがみあうこともなく、日が…

2016.7.18

なにが本当で、なにがうそか。きっとその時は全部本当だけど、気持ちなんてその時々でまた変わってしまってそれもまた本当。あの人が言ってたことがよくわかる。でも、本当を探したくてわからなくなって、こころとからだが離れ離れになりそう。手に入らない…

2016.4.30

来るはずもない連絡を待つ。朝起きて、もしかして、なんていう気持ちでスマートフォンをみる。来てるはずもない。送れるはずもない言葉。小さく小さく期待する私は愚かで、欲しいものは明確なのにそれを得るために努力する勇気もなく。ただ、漫然と淡い期待…

2015.10.7

こんばんは。突然ですが、私は料理が好きです。1人でぱぱっとつくって満足することもあります。でも私が料理を好きになったのは、自分のしたことでまさにその人が喜んでくれるのが嬉しくてしかなかったからです。小さい頃、祖母に不恰好な玉子焼きをせっせと…

2015.7.16

やっと落ち着いて寝れそうです。嬉しいことがありました。100点の結果なのかと言えばそれはまだ私にも分からない。でも、それはきっと将来どういう風に自分が働くかで決まっていくはず。それにまだ少し頑張るからまだ立ち止まるつもりはない。久しぶりに安心…

2015.7.3

名前は魔法だ。おまじないのようなものだ。どんな風に呼ばれるか、どんな想いを込めて呼ばれるか、呼ばれ続けることで本人に魔法がかかる。甘い素敵なものもあれば、呪いにもなるかもしれない。優しい記憶の傍らには、大好きな人たちから慈しみを込めて名前…

2015.6.30

こんにちは。外では静かな雨が降っているようです。エアコンを付ければその音で聞こえなくなるくらいの小さな雨音です。私は風邪をひいてしまいました。喉が焼け付いた砂漠のようにヒリヒリと乾いています。なにを飲んでも潤わない。地獄の餓鬼道に落ちれば…

2015.6.17

私は私の最善を尽くす。私が頑張りたいと思えた、それこそが1番の理由なのかもしれない。かっこつけないでいこう。明日は雨らしい。でも、大丈夫。雨の中、ヒールで颯爽と歩くなんてなかなか粋じゃないか。雨音とハイヒール

2015.6.15

君の横には去年と違う人がいるけれどぼくの横には君がいるそんな夏のはじまりがたまらなくうれしい✳︎パラノイドパレード/きのこ帝国大好きな曲です。これを聴いてちょっと考えました。君の横に去年と違う人がいることで涙を流す人もいれば、そのことで幸せに…

2015.6.14

陸に打ち上げられた魚は尾ひれをばたつかせてみた。彼は呼吸の仕方が分からなくなって思わず叫ぼうとした。しかし、息も声も泡にさえなってくれず、只々目を見開き、見たこともない眩しい光に絶望するしかなかった。こんばんは。梅雨の気圧の変動にまんまと…

2015.5.28

こんばんは。今夜は昨日よりも少し暑い気がします。でも、少し窓を開けていればし我慢できる程度だから、そう考えるとやっぱりまだ夏は来てないのかな。最近はちょっとしたことが胸に引っかかってずっともやもやとしていました。何を考えてもどろどろの思考…

2015.5.26

君はきっと私が今泣いていることもしらない。今夜は、些細な一言が眠りを妨げているので、なかなか寝付けそうにはありません。理性と感情の整理がつかなくて苦しい。ほんの些細な言葉でも胸にささる。私は小心者だ。よく言えば繊細なのかもしれない。とにか…

2015.5.25

なにを書こうか、言いたいこと、書きたいことが特にあるわけではないのに、なにか書かなくてはいけないのうな気がして。さっきから書き込んでは消してを繰り返している。感性を研ぎ澄ますというのは難しい。毎日のようにエッセイを書いている人はすごい。感…

2015.5.18

外はすっかり明るくなっていた。それでも私はまだ起きれないでいた。おなじ枕で眠っていた人は、出かけなければならないと言っていた気がして、私も起きなければならないかと思いながら夢うつつのなかを彷徨う。頬や額に優しいぬくもりを感じて、たまらなく…

2015.5.13

夏になると麦茶がおいしい。早く帰った日の夕食前のシャワーが気持ちい。ほかほかのからだでたべるゴーヤチャンプルーがおいしい。幾つになっても扇風機で宇宙人ごっこをするのをやめられない。こんばんは。ぬるい麦茶が好きな私です。台風がくるぞ、なんて…

彼をみつめる 瞬きをして またみつめるそこにいるのは誰かと不思議になるふれてみる 確かに彼がいる手を離す彼が誰かわからなくなる恐ろしくなって思わず彼を抱きしめるつよく つよく抱きしめられてようやく気づく彼は彼だとみて ふれて ねつをわけておしえ…

無題

初夏にもなっていないというのに喫茶店のなかは少し蒸している。アイスコーヒーの冷たさが奥歯にしみる。彼女は目の前でアイスティーのグラスをゆらしている。カラカラと氷がまわる。水滴が彼女の華奢な指を濡らす。僕はその指を普段握っている彼奴を思い出…

2015.4.30

日が暮れるのが遅くなりました。六時半を過ぎてようやく空がうっすら赤く色づいてきます。季節の移り変わりを教えてくれるもののうち空の色を外してはいけないと思います。春の夕陽は優しく美しい。あわい水色にやわらかな赤色。ふんわりと、でも確かに輝く…

2015.4.27

深夜です。不思議なことに気づきました。だいきらい、と心の中で呟くと胸の奥がきゅうって軋むんです。あなたなんてきらいだ、もう知ったこっちゃない、そう思って、パチリと瞬きすると頬をあついものが一筋伝うんです。きっとにんげんは一番つきたくないう…

2015.4.26

きのこ帝国の佐藤さんの声が心地いい。外は空がスコンと抜けたように快晴。それなのに私はというと、心に溶けた鉛を流し込んだみたいに重く落ちている気がする。春に初夏の匂いが混じってる。いい天気ってすごく好きになれる日もあれば、自分にとってとても…

2015.4.26

思い切って。はじめてみました。まとまらない言葉ばかりが並ぶと思うけれど言葉をあれこれ並べる時は精神衛生があまり良くないときだけど、そうでないときも言葉をちゃんと残せるようになりたくてはじめてみました。