paw prints

だれかの足跡

2016.4.30

来るはずもない連絡を待つ。
朝起きて、もしかして、なんていう気持ちでスマートフォンをみる。来てるはずもない。送れるはずもない言葉。
小さく小さく期待する私は愚かで、欲しいものは明確なのにそれを得るために努力する勇気もなく。
ただ、漫然と淡い期待を抱き、そのたびに自分の愚かさを知るということを繰り返す。
せめて、あなたも私からの連絡を待ってくれていると知ることが出来ればどれだけ心救われるだろうか。
あなたの中で私がまだ思い出になっていないことを願うばかり。


愚かな目覚めと昼下がり